終わらない戦争 ~毎日新聞 栗原記者講演~(戦争と史跡)
A選択の「戦争と史跡」では、毎日新聞の記者派遣制度を利用して「出前授業」が行われました。
お話頂いたのは、栗原俊雄記者。
「8月にはメディアで戦争のことがたくさん取り上げられる」というところからお話が始まり、これには一つの型があるとのこと。「体験者の語りがあり、戦争は悲惨でだから繰り返してはいけない、という展開をたどるものが多い。でも、それでは『戦争は昔の話、終わったこと』という印象を残してしまうのではないか」という問題提起。
その後、具体的に、戦争孤児の戦後、空襲被害者が今も補償を求めているということ、戦争で亡くなった方の遺骨の収容が未だ終わっていないことなどをお話しくださり、21世紀になってもまさに「戦争は終わっていない」。過去の問題ではないのだ、ということを学びました。最後には、質疑応答も行われて、充実した時間を過ごせました。
お話頂いたのは、栗原俊雄記者。
「8月にはメディアで戦争のことがたくさん取り上げられる」というところからお話が始まり、これには一つの型があるとのこと。「体験者の語りがあり、戦争は悲惨でだから繰り返してはいけない、という展開をたどるものが多い。でも、それでは『戦争は昔の話、終わったこと』という印象を残してしまうのではないか」という問題提起。
その後、具体的に、戦争孤児の戦後、空襲被害者が今も補償を求めているということ、戦争で亡くなった方の遺骨の収容が未だ終わっていないことなどをお話しくださり、21世紀になってもまさに「戦争は終わっていない」。過去の問題ではないのだ、ということを学びました。最後には、質疑応答も行われて、充実した時間を過ごせました。