相模川の河川敷で石斧づくり!?(日本古代史研究)

2年選択授業「日本古代史研究」の生徒は、土曜日に、相模原市・田名向原遺跡に隣接する「旧石器はてな館」を訪れました。

まずは相模川の河川敷で「石斧」を作ります。割れやすい「ホルンフェルス」という石を見つけるところから始めます。



この石は、衝撃を加えると石の層に沿ってきれいに割れることから、古来から石器に使用されていました。


石斧完成!

硬い石で形を整え、「本格的な」石斧が完成しました。また午後は黒曜石を使って、槍先につける「尖頭器」、矢先につける「矢じり」などを作りました。

古代の技術の高さに驚くとともに、黒曜石がなぜ相模原に集中したのか、だれがどうやって長野や栃木の黒曜石を運んだのかなど、多くの疑問も残りました。引き続き、授業で考察する予定です。



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