ピアノ調律実習(ものづくりと音)
2年生の必修選択授業「ものづくりと音」では、日本ピアノ調律師協会の方が5名をお招きして、ピアノの調律について学びました。
まずはピアノの演奏からスタートし、そのピアノを解体、各部品がどんな役割をしているかを覗いてみました。強弱の出ないチェンバロから強弱が出せるようになったピアノへの歴史や構造を学びました。
後半は4つの班に分かれ、調律実習です。うなりを聴きながら調律にチャレンジしました。生徒全員自分の耳を信じ、難しい調律を肌で感じることができました。実習をしながら調律師さんの生き方、仕事内容、調律師さんのお給料等、気さくに答えていただき、少グループで楽しむことができました。
最後には、仕組みを知り、1本の弦の音を何度も聴きながら調律したピアノでプロのピアニストに演奏を聞かせていただきました。そんな演奏は心に染みるものがありました。
来月行われる研究旅行ではヤマハの大きなピアノ工場を見学します。生徒たちは何を感じるでしょうか。