2週連続でフィールドワークへ(版画Ⅰ)
必修選択講座の1つ「版画Ⅰ」、2学期に入って凹版(銅版画)制作に取り組んでいます。
9月13日(火)に町田国際版画美術館
「長谷川潔」1891〜1980展 -日常にひそむ神秘- を鑑賞してきました。
現在、授業で取り組んでいる凹版技法の版画家でパリを拠点に活動していました。
作品鑑賞の翌週9月23日(土)は多摩美術大学版画科でのワークショップに行ってきました。あいにくの天気でしたが、リトグラフ工房での木版リトグラフ、銅版画工房でのメゾチント、2つのどちらかを選択して作品制作をしました。
美大の空気を肌で感じながら、緊張しながらも集中して作品制作に取り組んでいました。
リトグラフ工房で佐竹教授から木版リトグラフの説明を受けています。
今回はプレス機を使って刷りました。
プレス機から取り出し、刷り上がりを確認しています。版画制作の中で一番ワクワクする瞬間です。
こちらは銅版画工房で大矢准教授からメゾチント技法の説明を受けています。
メゾチントは黒から白を作っていきます。スクレーパーとバニッシャーを使って少しずつ銅版の溝を平らにしながら制作していきます。
普段、使う機会のない大型プレス機を体全体を使って動かしていきます。
うまく刷れているのか? 緊張の一瞬です!
制作終了後は、今年3月に和光を卒業し多摩美の油画に入学した卒業生と対談をしました。美大希望の生徒、そうでない生徒も貴重な体験ができた1日となりました。中間テストを挟んで、いよいよ研究旅行に出発です!