2023年度 和光高校入学式 新入生の言葉

新入生の言葉



春の暖かい風が吹き、ワクワクドキドキした気持ちの中、私はこの和光高校に入学する事ができました。四年前、私たちの中学の入学式は縮小、または中止となりコロナ禍の影響を大きく受けた中学校生活の始まりとなりました。そんなイレギュラーな中学校生活で私が頑張った事、高校で頑張りたいことを話したいと思います。

私は中学校で水泳部に入部しました。特に理由はなく軽い気持ちで入った部活ですが一年後仲間と県大会まで行けるとは考えもしませんでした。

一年生が終わりニ年生に進級、元々いた顧問が退任し新しい顧問が着任しました。そして顧問が初対面の私たちに放った言葉は入賞を目指すという言葉でした。以前は楽しく泳げれば良かった水泳部、入賞など考えたこともありません。そこから県大会出場を最終目標に、日々の練習が始まりました。

環境が変わった私たちは新たな雰囲気に動揺しつつ、きつい練習の中タイムが上がることで味わえる達成感や、去年の練習とは違う楽しさを感じていました。去年は記録会のように思っていた本番も県大会出場や入賞にかかっていると実感が湧き去年とは違う気持ちや目線で大会に出場しました。

シーズンが終わり、学年末を迎えようとしていた頃、私たちをに新しい景色を見せてくれた顧問が離任しました。顧問は県大会で会いましょうという合言葉を私たちに与え水泳部を去りました。翌年、2度目の顧問の変更で去年とは違うことの多さにモチベーションの低下や部員の衝突が絶えない期間がありました。それでも去年見た新しい景色を思い出し新たなステージに踏み込もうとそれぞれが努力を重ね結果だけでなくチームとして成長することができました。

これから大きく環境が変わるけれど、それが理由で出来ないことはないと分かりました。私は新しく専門的な得意な事を見つけたくて様々な授業が受けられるこの高校に入学しました。また生徒中心で行事を行う事は中学との大きな違いだと思います。中学ではできなかった事をこの学校の特性で達成して行きたいです。新たな景色を見る事を目標に高校生活を楽しんで頑張りたいです。

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