2023年度 和光高校入学式 在校生からの言葉

 新入生のみなさん!ご入学おめでとうございます。

 生徒会執行委員長の渡邊絵文です。




どうでしょうか?緊張していますか?今日から始まる新しい生活に不安を抱えている人も、やる気に満ち溢れている人もいることでしょう。
和光高校は、そんな緊張していて不安を抱えている人も、やる気に満ち溢れている人も応援してくれる学校だと思うと同時に、そんなあなたを肯定してくれる強い味方だと思います。知っての通り堅苦しい校則がありません。縛られるものがないのです。自分の好きなことを続けて極めるのも良し。勉強を頑張ることも良し。基本的に、常識的なことなら何をしてもいいのです。自由なのです。しかし、自由には「責任」が伴ってくることも覚えておいてください。自由を履き違えてはいけません。無責任に無鉄砲に何をしても良いというわけではないのです。「倫理観を持ち、自分の好きなことを極めてください」。
僕が思う「和光高校を楽しむ3箇条」をみなさんに発表します。

  1. 出身校を気にせず仲良くするべし 和光中学から来る人にも、新しく和光に来る人にも、共通しているのは、お互いが大人っぽく見えて、何だか怖そうという思いから、「声をかけても良いのかな」と遠慮してしまうことです。僕もそうでした。ですが、案外、人はそんなことを気にしていないのです。どんな人にもたくさん声をかけて仲良くなってみてください。立ち止まっているままではとてももったいないです。
  2. 先生とも仲良くなるべし 中学校もそうですが、教師というものはその道のプロなのです。わからないことがあったときはもちろん、そうでないときも、果敢に質問をしたりすれば、得られるものは絶大です。和光の先生はそんな生徒を大きく受け止め、受け入れてくれる先生たちです。
  3. 他人はもちろん、自分を理解するべし 様々なルーツをたどり、それぞれ違った人生を歩んだ人が、この世界には行き交っています。相手がどう思ってこう発言したのか。相手がどう思ってこの行動をとっているのか、考えるだけで理解に一歩近づけると思います。また、自分がどういう人間なのか、どういう考えを持っているのか今一度確認してみてください。自分とのすれ違いが1番厄介です。だから自分の心とも相談しつつ、ゆっくり3年間を過ごしてみてください。

 さあ!今日からとても素敵な3年間が始まります。和光高校はとても楽しい所なのです。執行委員長の僕が保証します。また、何年も前の執行委員長がおっしゃっていた「和光はホグワーツみたいな学校」というのは間違っていません。誰もが輝ける場所なのです。4日連続の体育祭や、楽しい文化祭はもちろん、様々な行事も復活すると思います。ぜひ話し合い、交流することも忘れずに学校生活を楽しく送ってください。何かあったら僕は3年5組の教室か生徒会室にいるので、待っています。いつでも声をかけてください。

2023年4月8日
在校生代表 渡邊絵文


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