政府によって大親友の命が危険に晒されるとき、あなたならどうする!?
2年生の「公共」の授業では、「 戦争犯罪や戦争責任について考える」という大テーマのもと、 班討論を行いました。今日は、「 あなたがもし第二次世界大戦中のドイツ人高校生だったとして、 ドイツ・ナチス政権によってどんどん権利が制限され、 仕事や住居を奪われ命の危険にさらされている、 あなたの大親友のユダヤ人家族に対して、 あなたはどのような行動をとりますか?」 という小テーマで議論しました。
選択肢として、「 ドイツ人としてユダヤ人家族の居場所を政府に報告する」、「 隠れて助ける」、「政府に対して抗議運動をする」、「 自分や家族の命が大事なので見て見ぬふりをする」があり、 自分ならどれを選ぶか、考えました。皆が過去のことを「自分事」 として考えていて、クラス内でも意見は分かれました。
このあと、ドイツ人(あなた) のどの行為が戦争犯罪にあたるのか、 戦争責任を果たすとはどのようなことなのか、 皆で考える予定です。