卵黄メディウム作り
3年自由選択「着彩実技」の授業では1学期2作品目でテンペラ画制作に取り掛かっています。
前回の授業で石膏を塗り終え、今回は卵黄メディウム作りと着彩になります。メディウムとは「媒体」という意味です。下地として使われるものから、絵の具と混ぜて艶を出すもの、艶を消すもの、砂のような質感にするもの、粘り気のあるタッチを出すもの、ひび割れさせるものまで多種多様なメディウムがあり、制作の幅を広げてくれます。
最初に卵から黄身だけを取り出します。
手のひらで転がすと白身が取れ、黄身だけ綺麗に取り出せます。膜を割って黄身だけ瓶に入れます。
穀物酢を混ぜて卵黄メディウムの完成です。当時はバルサミコ酢を使用していたようです。