高田橋多目的広場(相模川)で石拾ってみた!!

2年生の選択授業「地学A」にて、河原にある岩石の観察のために相模川に行ってきました。 今年度開講した授業で初のフィールドワークです。1学期期間はさまざまな岩石の観察や岩石の成り立ちを扱いました。その集大成として河原の石をみて、同定する授業です。

河原でしゃがみ込んで石と睨めっこする生徒たち、無心で石を探しているんだなーとわかるくらいバラバラに(写真1、写真2)。周りから見れば何をしているんだって感じでしょうけど。

           写真1:石拾いを始めた頃の生徒たち
    (焚き火後もありマナーの悪さが目立ちますね。もちろんゴミのポイ捨ても。)

           写真2:石拾いに無我夢中な生徒たち

40分ほど(あっという間)の石拾いを終え、お披露目会という名の拾えた岩石種の確認の時間。大きな岩石の上に石を並べ、岩石種を確認しました(写真3)。
           写真3:河原に落ちていた岩石の種類の確認

名前がわかるもの、名前がわからないもの、風化が進んでおり、自信が持てないもの。岩石標本では分かっても、実際に拾ってみるとなかなか同定できず、生徒も教員も頭を抱えてしまいますね。
私が探したところ、10種類以上の岩石が拾えました。岩石種が多くて相模川は何度来ても飽きませんね。
           写真4:私が採取した岩石(同定できなかったものも含む)

わからない岩石もわからないだけでは終わらせません。まだ薄片にして顕微鏡で観察してみるという手段があります。来学期はこの河原で拾った岩石で薄片を作り、より細かく観察していきます。

人気の投稿