「労働者の権利」について学ぶ
高校3年生の必修授業「現代社会」では、「非正規労働者の増加」 や「正規労働者の負担増」、「労働者の権利」 などについて学んでいます。
今日はかつてコンビニ店長として長時間労働(4日で80時間!) を経験したのち、 労働組合に入って会社と交渉した経験を持つSさんを講師にお招き しました。
いわゆる「名ばかり管理職」の労働実態や裁判の結果、 Sさんの現在のお仕事などを聞き、 生徒たちは驚いたり深く頷く様子が見られました。
Sさんは高校生へのメッセージとして、『自分は労働組合に出会ったことで、何事も「仕方がない」 と考えていた(アルバイトだから仕方がない、 店長なんだから仕方がない等)自分が「おかしい」 と考えられるようになった(長時間労働や残業代未払い等)』と話してくれました。
高校生はSさんの話からどのような感想をもったのか、 今度の授業で聞くのが楽しみです。