福岡県から 研究旅行「動物と人間社会」
2023年度から新たにスタートした講座「動物と人間社会」の1期生の研究旅行1~2日目の様子が現地から届きました!「自分の目で見て、耳で聞いて考える」が今日も全国各地で繰り広げられていることでしょう。
【1日目】
福岡県の大牟田市動物園へ。
害獣として駆除されたイノシシの屠体(とたい)を、動物園のライオンにプレゼントし、いつもより時間をかけて食事する様子を見学しました。ライオンの食事の様子は迫力満点でした。
【2日目】
快晴の能古島(福岡県福岡市)で、地引網を体験。
漁師さんからは「地球温暖化の影響で旬が変わったり、今までいるはずのなかった種類の魚が獲れるようになったりしている」といったお話もうかがうことができました。生徒たちは網にかかってしまった小さな魚は網から出して海にかえす体験も。貴重な経験となりました。
自分たちが引いた網に入った魚(と漁師さんが、あまり獲れなかったときのために準備してくださった魚)をさばいて調理し、美味しくいただきました!
午後は「マリンワールド海の中道」へ。水族館が発信する環境問題の講話を聞きました。
「今、ひとつの大きなゴミを拾えば、いつか細かくなる(けれど分解はされない)数千のゴミを拾ったともいえる」と考えて、動物たち・環境のために過ごしていきたいと、より強く思うようになりました。
担当教員:手島 歩実