クラブ費の分担金額も自分たちで決める!
和光高校のクラブ活動は、生徒会活動の1つという明確な位置づけがされています。よって、生徒会費の使い道の中に「クラブ費」という項目があり予算が割り当てられています。
その予算額は、年間方針で決まるのですが、その「クラブ費」を各クラブに何円ずつ分配するのかは、各クラブの部長が出席するクラブ長会議で話し合われます。決められた予算額を超えないように、各クラブの活動を支える必要備品を買うための話し合いですから、自分たちの活動内容を伝えながら購入の正当性を主張していく中で、クラブ長会義として各クラブの割り当て金額を決定していきます。
今日は、そのクラブ長会議で決めた割り当て金額や購入品を審議し、最終決定とする中央委員会がありました。
全校生徒のお金である生徒会費の中のクラブ費ですから、その使い道をクラブの中だけで決めるのは・・ということでクラブ長とは切り離された中央委員会(各クラス2名ずつ選出された中央委員の集まる会議)の場で、審議した上で決議という流れを作っています。
「○○って何のために買うの?」、「バレー部なのになぜテニスボールを買うの?」などの質問が出され応答する中で購入の妥当性が審議され、最終的に全員賛成で予算配分が確定しました。自分たちに関わるお金の流れ、金額もその妥当性も自分たちの手で進めていくのが和光高校の生徒会活動です。