近い将来訪れる災害に備える
1年必修の「情報」授業では、毎年9月の防災月間に合わせて防災授業を実施しています。
今年は南海トラフ巨大地震をテーマに、地震が起きた際に身の回りでどのような影響があるのかをシミュレーションドラマを通して確認しました。
2011年に発生した東日本大震災について、生徒たちは当時2~3歳で経験していますが、多くの生徒がその記憶を持っていません。
この授業では、実際に地震が発生した際に起こりうる状況を再確認することを目的としています。
また、「南海トラフ」の「トラフ」の意味を学ぶために、Google Earthを使って日本の地形を確認し、「トラフ」と「海溝」の違いについても学習しました。
次に、世界中で過去30日以内に発生した地震をGoogle Earth上で表示し、各地の地震の規模や発生回数を確認しました。
地震がほとんど発生しない地域や、規模は小さいが1か月の間に頻繁に地震が発生している地域など、興味深い地域も確認することができました。