三角比から測量を学ぶ

 高校1年生の数学では、現在三角比・三角関数を学習しています。

三角比はもともと測量をするために発展してきた単元です。

今回はその測量を生徒たちが実際にやっている姿をお届けします。

まずは測量をするための角度測定器を自分で作っていきます。
今回は、グラウンドの防護ネットを支えるポールの長さを測ります。
一人で測るのは大変なので、班ごとに協力していきます。
どうやったら効率的に測量ができるかを考えながら、作成していきます。

器具ができたらできたら全員でグラウンドに向かいます。

測量をするには、まず自分の身長(目線の高さ)を測ります。
人によって高さは違うので、みんなで順番に測定していきます。
いよいよ測量開始です。まずはメジャーをピンと張って…

自分で作った角度測定器で仰角を測っていきます。
風が吹いたり、動いたりすると揺れてしまって測りにくいです。

最後は測定結果をもとに、教室で計算します。
班毎の結果はなんと誤差7cm!
簡易的な計測でもここまで正確な測量ができることに生徒たちも驚いていました。

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