「情報Ⅰ」で生成AIプロンプトワークショップを実施
和光高校1年生必修「情報Ⅰ」では、生成AI時代のデジタルシチズンシップの学習をテーマに学習をしています。
最初は、生成AIの社会的な影響力について、3月末に急激に話題になった「ジブリ風イラスト」の画像生成について取り上げた記事を読み、その是非について考えました。利用者の立場、クリエイターの立場はもちろん、著作権法での生成AIの学習データの取り扱いについて、現行の解釈についても学びました。
それを踏まえた上で、実際に生成AIには何ができるのか、どのように活用できるのか、実際に体験をしながら学んでいくため、GeminiとChatGPTの2つの生成AIツールを使ったワークショップを実施しました。
中学までにすでに生成AIツールを使った生徒も少なくないのですが、入力するプロンプトによってどのようなアウトプットが得られるのか、Google検索や他情報源を使ってダブルチェクをしながら、回答を評価する課題に取り組みました。生成AIツールによって、回答内容がすこし異なっていること、表現の仕方が硬い、柔らかいがあること、まったく事実でない情報が盛り込まれることがあること、などじっくりと調べることで、たくさんの気づきがありました。
手を動かしながら、生成AIと対話を重ねはじめた和光生の姿がありました。