シリーズ和光の自治⑤ ~クラスの体育祭総括~

 和光高校の体育祭は5月中旬に終わりましたが、実行委員会やクラスの体育祭は現在も進んでいます。

「どうゆうこと?」というと、「体育祭楽しかったね~!」で終わらせるのではなく、それぞれの立場で総括(振り返りをして、次の取り組みに活かしていく)を行うのです。

今回はその様子の一部を紹介します。

この日、教室では体育祭のクラス総括が始まりました。

まずは学級三役(学級委員)が黒板に今回みんなに振り返ってもらいたいことを書いて、プリントを配ります。

さらに、クラスからほかに話したいことを募ります。議題が出そろったら班ごとに話し合いスタート。


班の中には実行委員や競技のリーダー、係会を頑張った人など様々な人たちがいるので、多種多様な意見が出てきます。

話し合いが進んだところで、班長からそれぞれの意見を発表してもらいます。

書記が意見を書いていって…

書記が意見を書いていって…

クラスの意見が出そろいました!

委員長がこれらの意見を全体に共有しながら、クラスの問題点や良かった点をまとめていきます。

最終的に文章に直して、今度のHRで学級委員から提案、承認されてクラスとしての総括となっていきます。

この流れは体育祭実行委員も同じで、現在体育祭総括を実行委員会が中心となって作成しています。全校生徒はその内容を見て話し合っていきます。来年度の体育祭が生徒にとってより良いものになるように・・・と。

生徒が作る行事だからこそ、総括も生徒の手で作られていくのです。

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