サッカー部 波崎合宿レポート
和光高校のサッカー部は7月25日から28日までの3泊4日、茨城県の波崎で合宿を行いました。3年生は6名、2年生は6名、1年生は8名(選手18名・マネージャー2名)の総勢20名の参加でした。
初日~3日目の午前中までは顧問兼監督・コーチの石島から「守備」のテーマでトレーニングしました。夜のミーティングではテーマにそって和光高校サッカー部のゲーム映像の切り取りと、ヨーロッパのプロリーグからの映像を比較するなど、現時点での自分たちの成果と課題を整理し、あらたにチームとしての共通理解を目指す取り組みをしました。
日常生活では3年生が一丸となってみんなへの声かけをし、宿舎生活を運営してくれました。
2日目の午後は栃木県の足利清風高等学校と練習試合を行い、全員が出場できたことで、さらにサッカー理解をつくっていくことができました。
そこで、石島からチームへ「残り2回のトレーニングを自分たちでつくり、実施してみよう」と呼びかけ、クラブの4役(キャプテン、部長、副キャプテン、1年生リーダー)を中心に2回のトレーニングを自分たちでデザインすることになりました。
クラブ4役が考えたのは2回のトレーニングテーマを「攻撃」に定めて、それぞれ「“深さ”と“幅”を使った攻撃」、「ビルドアップ」に決めました。
また、チームを3グループに分け、それぞれのテーマに沿ったトレーニング案をつくり、運営してもらうことにしました。学年はもちろん、初心者と熟練者の垣根も無くし、チームづくりをしていくアイデアです。
そして、3つ目のテーマとしたのは「セットプレー」。2回のトレーニングの最後に入れることにしました。
自分たちのトレーニング実施の直前は、トレーニング運営グループ毎に直前までディスカッションする姿がありました。
これらのトレーニングは合宿の日常生活で育まれた関係性と、サッカー理解をアウトプットする機会になりました。自分たちで行うトレーニングの方が、互いへの要求や、プレーへのこだわりが強く出されていて、高校生たちの力に学ぶものが多くありました。
合宿のふり返り感想では「3日目、4日目に自分たちで練習をつくることができて良かった」「今まで以上にチームになれた」という声が多かったです。
オフを取り、チームは8月31日の高校サッカー選手権東京都1次予選の1回戦、vs都立農産高等学校へ向け準備していきます。
和光高校サッカー部では来年度の受験生の体験入部を受け付けています。もし、体験入部を希望する場合は下記のURLにメールを下さい。
和光高校サッカー部顧問:石島 ishijima@wako.ed.jp
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