生徒会年間方針決まる!

和光高校の生徒会活動は、3学期が新体制のスタートです。 そして、12月までの様々な生徒会活動をどのように進めていくのかが示されている「年間方針」をみんなで決めるところから始まります。

年間方針案の冊子(全27ページ)

みんなで決めるとは、「全校で話し合って、一人ひとりが採決に参加して決議する」ということです。それをするのが生徒総会です。ここでは、年間方針案が決議されるまでのプロセスを実際の日付を用いて紹介してみたいと思います。

【2026年1月21日(水)】年間方針を受け取る中央委員会

黒板前にいるのは、中央委員会の運営をする議長団 右端で立っているのは執行委員

2学期末に全校選挙で選ばれた執行委員会が作成した年間方針が中央委員会の場に提示されます。中央委員会とは、各クラスから2名ずつ選出される「全校に関わる決定を担う組織」です。この日は、年間方針の内容を理解した上で、各クラスのHRで読み合い、意見や質問を吸い上げる役目を引き受けます。あくまで、まだ「案」なので、変更の余地があるのです。

【2026年1月28日(水)】原案に対する意見質質問の返答を受ける中央委員会


中央委員が各クラスに持ち帰った年間方針案は1月23日(金)のクラスHRで読み合い、そこで出た意見や質問を執行委員会に届けるべく「意見質問用紙」に書き込み提出していました。そこに対する返答を執行委員会が作成し、その内容が中央委員に示されます。中央委員は、その返答を自分のクラスに持ち帰り説明します。説明のHRは1月30日(金)です。
そして、必要とあれば「修正案」を作成し、年間方針案に書かれている内容の変更を試みることになります。


【2026年1月30日(金) 放課後15:15~15:45】年間方針案に対して「修正案」が提出される

提出された「修正案」を見て今後の流れを考える議長団

この日は通常時間割りの中でHRの時間がある日。1/28中央委員会の内容をクラスで共有して、修正案を出すかどうかを話し合いました。

修正案の提出状況を見る議長団。なんと、全部で15の修正案が提出されました。中には、同じような内容の修正案があったので急遽、修正案提案者同士の話し合いの場を設定することを決めます。目的は、似たような修正案は合わせるというもの。


【同日 16:00~16:30】修正案を提出したメンバーによる相談会を開催 

自分たちの修正案を交流

修正案に込められた思いも交流

結果的に、修正案は11になって、三者会に移行しました。三者会とは、①議長団が司会を務めて、②原案者である執行委員会と③修正案提案者が直接話をするから三者会です。全校で議論する前に、論点がはっきりすることが期待されますし、何よりも「なぜ原案がこのような形になっているのか」を正確に知ることで、修正案提案者が修正案を取り下げることもあるのです。また、原案者側も修正案の方が全校にとって最善と判断した場合には修正原案とする(最初に示した内容を変更する)場合もあります。

【同日 16:30~18:30】「三者会」が開催される

11の修正案があるので、それぞれについて三者会をします。

1つに10分だとしても、110分…議長団と執行委員会はこの間ずっと緊張しっぱなしだったことでしょう。

三者会を終えると、修正案はになりました。すべて、体育祭に関わる修正案でした。


【2026年2月3日 放課後15:50~16:15】提出された修正案の共有と総会の進め方を中央委員会で確認

この日は、修正案の内容が中央委員会で示され、その修正案をどのような順番で決議していくのか確認します。そして、翌日の生徒総会の直前に各クラスで中央委員が総会の流れを説明します。これでやっと、全校で話し合う準備が整いました!


【2026年2月4日 11:30~12:40】全校生徒が集う生徒総会を開催

生徒総会は通常の時間割りの中で、開催されました。「この日のこの時間帯に生徒総会を開催させてもらえないか」と生徒会が学校に申請し、学校と協議の上決定します。体育館の準備や誘導も生徒の中で分担して取り組みます。

会場は体育館 手前が議長団の4人

全校が一堂に会して修正案に賛成できるか、原案のままが良いのか考えます


時間は無限にあるわけではない・・限られた時間でどの修正案を議論して結論を出すのか、議長団も悩んだ末につの修正案について話し合い、採決をしました。残りのはというと・・拡大中央委員会という生徒総会のかわりとなる会議で話し合います。

【同日 13:30~16:10】拡大中央委員会


拡大中央委員会は通常の中央委員会のメンバーに加え、各クラスの学級委員長が出席します。クラスの考えを背負って議題に向き合います。

すべての議事を終えたのは、16時10分でした。


校で話し合って決める。

決まることはもちろん大事だけれど、どう話し合うか、どうやったらみんなで決めたことになるのか・・・そんなことを考えながら話し合いづくりに取り組む執行委員会や議長団たち。

「体育館に全校が集まれば話し合いが成立する」のではなく、その話し合いをつくる過程がいくつもあって「全校で考え合う場」がつくられています。

階段広報に掲示された拡大中央委員会の報告

最初に原案が示された1月21日からちょうど2週間の出来事でした。

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